2022年6月15日、国会で「AV出演被害防止・救済法(AV新法)」が可決・成立し、同月23日付でスピード施行されました。
この法律の問題点などは専門のニュースなどに譲るとして。(wikipedia=AV出演被害防止・救済法)
出演するAV女優一人ひとりに承諾を得ても、その中の一人が販売停止を申請してしまうと、他のAV女優がOKでも販売できなくなってしまいます。
AVメーカーも、多額のギャラを多くのAV女優に払って撮影しても、すぐに販売停止になってしまっては元も子もありません。
いくつものAVの美味しいところだけをまとめたメーカーの「総集編」が、少なくなっていく事が予想されています。
「ベスト・総集編」が少なくなって手に入らなくなる前に、早く購入しておきましょう!
もくじ
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なぜAV新法でベスト・総集編が少なくなるの?
この法律でよく話題になっているのが
- 契約から1カ月間の撮影の禁止
- 全ての撮影終了から4カ月間の公表の禁止
ですが、このページで問題にしている「ベスト・総集編」では
出演者は撮影時に同意していても、公表から1年間は無条件に契約を解除することができる
という所と、最初の契約時に契約開始の日時を指定するのは良いのですが、
契約終了の日時も記載しなければいけないようになっているところ。
契約の開始と終了を記載しなければいけない場合、こういった契約では最長5年間程度が通常らしく、それ以上はまた契約をし直さなければいけません。
契約が切れた場合、その女優(または男優)が出演している作品は販売・配信ができなくなってしまいます。
という事は、複数の女優の作品が1本に収められている「ベスト・総集編」は、その中の1人の女優だけが契約を解除、販売・配信の停止を申請した場合、他の女優には問題がなくても販売・配信ができなくなってしまいます。
AV新法が浸透した未来はどうなる?
まず、新人女優の作品は少なくなっていくでしょう。
やはり、契約から4~5ヶ月経たないと作品の告知や販売がされず、その間に契約解除の通告を女優にされてしまうと、撮影した作品は日の目を見る事がありません。
そうすると、メーカーにとってはマイナスでしかなく、新人の作品を企画することはリスクになってしまいます。
また、「ベスト・総集編」と同じように複数の女優・男優を起用した作品は少なくなっていくでしょう。
例えば乱交物など複数の女優を起用した作品の場合、たった一人の女優から契約解除を申告されてしまうと、作品は販売されないのに撮影で拘束した他の女優のギャラや撮影スタッフのギャラは支払わなくてはいけません。
そのため、販売中止のリスクを少しでも低くするために、極力少ない女優・男優で撮影が行われるでしょう。
それ以外にも、AV新法は男優にも適用されるため、毎回同じ男優が起用されていたり、1本で同じ男優とのカラミが何度もあったり…などが起こるかも知れません。
そういった撮影時の課題もありますが、撮影から販売まで最短でも4~5ヶ月必要になるため、中小のメーカーでは金銭的な体力が保たず、倒産や合併などが起こり大手メーカー作品が多くなりそうです。
AV新法が適用されない作品は?
そもそもAV新法の定義としてこの法律でいうAVとは「性行為(性交若しくは性交類似行為又は他人が人の露出された性器等(性器又は肛門をいう。)を触る行為若しくは人が自己若しくは他人の露出された性器等を触る行為)に係る人の姿態を撮影した映像並びにこれに関連する映像及び音声」とあります。
要するに
- SEXやアナルSEX
- フェラやクンニなど
- 手コキなど
がこの法律で適用される行為です。
ですからこれに該当しない
- 前貼りなどを付けた疑似SEX(成人映画など)
- SEXなどが無いイメージビデオ
- 18禁アニメ
などが多くなるかも知れません。
とは言っても、こういうサイトを運営しているくらいですから、普通のAVは絶対無くならないと信じていますが(笑)
2年以上経過したけど、現状は?
予想したほどには悪くはなっていないですね(笑)
でも、流行りの「同人AV」(FC-2などの素人投稿系のコンテンツマーケット)では逮捕者が出たりと、時々ニュースにはなっています。
ただ、表のAVに、以前はよくあった「パロディ系」のAVが無くなってしまっているのは寂しいですね~…
昔はよくあったじゃないですか。「鬼滅の刃」が流行ったから「鬼詰のオメコ」とかw
更新日付:2024-11-01